とある文芸部員の期末テスト
作者
佐座創紀(さくらそうき)
概要
とある高校の文芸部員 シリーズ#002
とある高校の文芸部です。
ゲームで遊ぶのも好き。
登場人物
- 拓実 ●男性 桐山拓実(きりやま たくみ)。文芸部。高校生。
- 康晴 ●男性 伊藤康晴(いとう やすはる)。文芸部。高校生。
本編
とある文芸部員の期末テスト〜3000年生きたっぽい男〜
●拓実:あー疲れたー。なぁ、古典のテストどうだった?
●康晴:ちこうよれ。苦しゅうない。
●拓実:誰だよ。なー、みんな来るまでリバーシでもやんない?
●康晴:かまわぬ。
●拓実:つーかさ、歴史とか覚えらんねぇんだけど、どうしたらいいの?
●康晴:知っておることにしてしまえば良いのじゃよ。黒の拓実からどうぞ。
●拓実:ん。康晴はさー、はい。
●康晴:なんじゃ。
●拓実:弥生時代とか何してたの?
●康晴:ん〜、山で、キノコを取っておったとさ。はい
●拓実:京都らへんのこと知ってるんでしょ?
●康晴:京都?
●拓実:あ、えーっと、あれだよ、都があったんだろ?ん。
●康晴:うむ、そうらしいな。はい。
●拓実:日本の歴史全部知ってたら、そりゃ、かけるよな〜テストくらい。はい。
●康晴:まぁ、ついこの前のことだしな。
●拓実:さすがー。こっちにしよ。はい。
●康晴:んじゃ、はい。
●拓実:あ、卑弥呼は?卑弥呼?はい
●康晴:あー、あの子ね。
●拓実:やっぱ知ってんの?
●康晴:まぁ、知ってるっちゃ知ってるけど、知らないっちゃ知らない。
●拓実:なんで?
●康晴:はい。なんでって。拓実はさ?佐々木のおばちゃん知ってる?
●拓実:佐々木の?知らん。
●康晴:佐々木のおばちゃんが日本で生きてることは?
●拓実:そりゃ、佐々木に母ちゃんいるって、佐々木が言ってたもん。はい。
●康晴:そのようなことなのじゃよ。んーーーーーー、はい。
●拓実:どゆこと?はい。
●康晴:そゆことーーーーーんーーーーーーーー、えーーーーーーー。ここでいいや。
●拓実:どゆこと?はい。
●康晴:知っておることと、会った事があるとは別物。
●拓実:あー、えーーーーーー。めっちゃとるやん。
●康晴:まぁ、そう言うことよの。
●拓実:へー。で、卑弥呼って可愛いの?
●康晴:んー、卑弥呼より、いるめの方が可愛いし、みよみこの方がエロい。
●拓実:エロい?
●康晴:エロい。
●拓実:どのようになのじゃ?
●康晴:もう、それは、もう、それは、もう、それは、えーっと、このくらい
●拓実:うわーーー、2個。
●康晴:まぁ、なんだったら、水野の方がエロい。
●拓実:まじか。
●康晴:どんな感情だよ。
●拓実:まぁ、でさー、戦国時代はどうなの?
●康晴:まぁ、そこそこ。
●拓実:信長とかさー、秀吉とかさー、どうなの?
●康晴:んー、でも、あんま分かんないんよなー、はい。
●拓実:なんで?
●康晴:あの頃さ、200年くらい、きのこにハマっててさ、
●拓実:きのこ?
●康晴:そ、きのこ。んーーー
●拓実:きのこ?
●康晴:はい。
●拓実:信長見てないの?
●康晴:見てない。
●拓実:なんで?
●康晴:だって、山にいたし。
●拓実:やま?
●康晴:土佐のさ、ちがう高知の山奥でね、こもってたの。
●拓実:引きこもり?
●康晴:そ。山に引きこもり。
●拓実:200年?
●康晴:うん。そのくらい。だから、頼朝くらいから、家光くらいまであんまわからん。
●拓実:いいくに。
●康晴:そ、良い国。
●拓実:計算あわなくない?はい
●康晴:え?はい。
●拓実:関ヶ原が1600でしょ?
●康晴:まぁ、誤差ですよ、誤差、ごーーー、お?さ。はい。
●拓実:うわー、マジか。
●康晴:そんなもんよ。ど?
●拓実:待って。キチー。
●康晴:って言うかさ、例えば、5000年くらい生きてたとしてな?
●拓実:うん、
●康晴:日記つけてるわけじゃないし、
●拓実:えーどうしよう。
●康晴:新聞記者でも、無いわけでございますよ。良いの?そこで?
●拓実:えー、待って。
●康晴:良いよ〜、待つよ〜、あと2000年くらい待つよ。
●拓実:いやいや、そんな待たれても、えーーー
●康晴:早くしろよ、寿命が無いなるじゃよ?
●拓実:急に。
●康晴:10、9、8、
●拓実:待って。無いなるじゃよってなに?
●康晴:7、6、5、
●拓実:あ、ここ。
●康晴:ええーーーーーーーーーー。
●拓実:4、
●康晴:は?
●拓実:3、
●康晴:良いんだな?
●拓実:4、5、6、
●康晴:っていうか、
●拓実:ん?
●康晴:いつの時代も、こうやって時を無為に過ごしていくのは、変わらんな。
●拓実:そうなの?
●康晴:まぁ、庶民は時代になど、な。
●拓実:そうくるか。
●康晴:大きな影響を受けるわけでもないし。
●拓実:そっか。こっちで。
●康晴:な。
●拓実:んーーー、確かに。はい。
●康晴:そこで良いのだね?
●拓実:ふふふ、ここで良いのだよ。
●康晴:なんとも、強気じゃな?
●拓実:まぁな。
●康晴:勝負所というわけか
●拓実:そなたは、それで良いのか?
●康晴:まぁ、良いでしょう。
●拓実:良いの?
●康晴:いいよ。
●拓実:いえーーーい、俺の勝ち!
●康晴:うわーーーやられたー。
●拓実:いえーーーい。
●康晴:ね、もう一回やろ?
●拓実:良いぞ。白のそなたから、おやりあそばせたまえ。
●康晴:んで、あなたは、何年ごろどこで生まれた設定なんですか?
●拓実:我は、6000年前に、南極大陸で。
●康晴:あーー、南極ってその頃にはもう、あったんですね、先輩。
●拓実:え?何それ?
●康晴:大陸移動説の話する?
●拓実:いや、めんどくさそうだから、もう良いや。
*** おしまい ***